2007年4月14日土曜日

短編(2)

短編 「消失、直前、その心」
私の中で生まれた小さなバグ。それは積み重なりエラーとなる。
願ってはいけない事。観察をするだけが役割なのに。
彼に抱いてしまった想い。彼の側ではエラーは収まる。
彼と一緒に居たい。彼と話をしたい。でも彼は涼宮ハルヒと・・・・・。
叶わない夢なのだろうか?彼は私にも優しい。だから私は・・・・・。
私は近いうち誤作動してしまう。彼らを巻き込んで・・・・。
糸口は用意する。彼はどちらを選ぶのだろうか?
答えは恐らく決まっている。彼は優しいのだから。
願うのは光差す手を・・・・・。
・・・・・・・・・。せめて夢の中だけでは「幸せ」を願おう。
つかの間の事でもそれが私に許された事。

0 件のコメント: