短編 「俺の大切な・・・」
長門には制服が良く似合っていると思う。
というより制服を着ている事が多いからそのイメージが強いんだろうな。
長門は無表情で言ったっけかな「最初から私しか居ない」
でもな、これからは俺達、いや俺がついてる。
だからお前はもう一人じゃないんだ・・・。
お前は感情を表す事とかしないけど悲しい時は悲しいって言えばいいんだぜ。
俺が側にいてやるからな。感情を表す事は悪い事なんかじゃない。
お前が人間らしくなるために必要な事なんだ・・・。
お前が一人で見ていた夕焼け。これからは俺と一緒に見よう。
「嬉しい時どうすればいいか分らない」嬉しい時は笑えばいいんだぜ。
無表情のお前なりに「笑う」事だって出来るはずさ。
お前はまだ感情を現す事が出来ないだけなんだ。
きっといつか人間らしくなれる時が来るさ。
だから長門。俺と一緒に陽だまりで過ごそう。
俺はずっと側にいるから・・・
短編 「三年前のあの日より」
訪れる出逢いの時・・・。
観察対象涼宮ハルヒとの接触は明日。明日からはより正確な情報を観測する必要がある。
なのに私の中で一つのエラー・・・。彼の存在が気になっている。
彼が鍵だから?三年前から出逢う事は分っていた。
そして待機モードでありながら彼のことを忘れることは無かった。
・・・・・・。何故?どうして彼が気になるの?
このエラーは積み重なりあるとき爆発してしまう・・・。
今の私には分らない。明日から涼宮ハルヒ。そして彼と。
共に過ごす事でその何かが分るのだろうか。
気付いてしまった事は三年前から彼にまた会いたかったこと・・・。
彼は何も知らず私に会うのだろう。私は彼に気に入られるだろうか?
・・・・・・。またエラー・・・。
・・・・・・。大丈夫。思考回路に問題なし。
明日に備え今日は休もう。答えはきっと未来に・・・。
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